こんにちは、佐々木です。
年末から年始にかけて、
公私ともに様々な行事を控えておられる方も多いかと存じます。
会議だったり修業式だったり。
宴席や集まりなども多くなっているかもしれません。
(私の店舗日記のパターンのひとつにも
「今日は何の日(〇〇の行事)」シリーズがございます。)
ところで。
皆さん、「行事」「年中行事」と聞くと宗教関連と連想される方も多いかと思います。
ひと口に行事といっても、必ずしも宗教に端を発するとは限りません。
例えば、お盆(盂蘭盆会)は宗教行事かもしれませんが、盆踊りは違ったり。
クリスマスはイエス・キリストの生誕とされる日を祝う行事ですが、
サンタクロースは聖ニコラウスが神格化された人物とあり、
各国で違うものの12月の来訪神の代表とも言われているようです。
お正月は旧年新年の節目であると同時に、
新しい歳神様を迎える日であると言われたりもします。
一見宗教行事に見えて、実は基を辿ると発祥が民間行事だったり、
農耕の風習だったりする事も珍しくはありません。
民間行事でも、もともとが皇族や武家の行っていたものだったり、
経年によって意味合いが変わっていたり。
度々書かせていただいているように、
「それに纏わる何かをしなければいけない」
「意味を理解しなければ休んではならない」
という事は決してございません。
が、ただのお休みや連休として扱うだけでなく、
何の日か、何のための集まりなのか
と思いを馳せてみるのもまた一興かと存じます。