こんにちは、佐々木です。
1月2月は行事が多く、ネタの宝庫ではあります。
「店舗日記」としてはどうか、という感は相変わらずですが(泣)
ところで、先日の節分の日記を書いていて思い出した事があります。
皆さんは「桃太郎」の昔話をご存知かと思いますが、
お供がなぜ「犬、猿、雉」なのかご存知でしょうか。
けっこう雑学的・トリビア的に取り上げられているので、
ご存知の方も多いのかもしれません。
昔は、時間などを表すのに十二支を当てはめていたそうです。
(その名残が「午前・正午・午後」「草木も眠る丑満時」などに見られます。)
同じく方角にも十二支が当てはめられており、
それに陰陽五行の方位学的な考えが合わせられ、恵方などが決まるそうです。
ところで。
皆様のイメージされる「鬼」のビジュアルは…
「虎縞の腰巻に角があって、金棒を持っている」がおおよそかと思います。
一説によると「虎=寅、角=牛の角」だそうです。
方位でいうと丑寅の方角は鬼門とされ、
良くないモノがやってくる方向と言われているそうです。
その逆の方角にある干支…そう!「申・酉・戌」なのです!
ちなみに陰陽五行でいう「金」も、ものを滅するという意味もあったかと思います。
なので金棒を振るってるんでしょうかね~。
「桃」も邪気を祓うなど特別な意味を象徴する果実の様です。
古事記、日本書紀の黄泉平坂のくだりにも登場しますし、
三国志でも「桃園の誓い」が行われてますね。
ちなみに、「鬼」と言っても様々な意味がある様です。
目に見える(実在する)・目に見えないを問わず、
「良くないもの」「得体の知れないもの」「超常的なもの」
という意味合いがある様です。
「仕事の鬼」「鬼コーチ」とかっても言いますし(苦笑)
地方によっては鬼から恩恵を受けた昔話や伝承があると、
節分の際の掛け声が「福は内、鬼も内」となったりするそうです。
「泣いた赤鬼」とかの昔話に出てくる鬼も、随分と人間味に溢れてますよね。
立春も過ぎてこれから春。
気持ちよく春を迎えるお手伝い、何かありましたら是非ベンリーにお問い合わせ下さい!