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総合

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2020/06/02

その昔、よく美術館や博物館を訪れたりしておりました。
特別展示(〇〇展)などを見学に行くのが多かったと思います。
好んで行く展示の傾向から、友人には「アール・ヌーボーが好きなんだね」
と言われました。
こんにちは、アールヌーボーの何たるかよくわかってない佐々木です。


皆様、「総合〇〇」という言葉を耳にされた事があるかと思います。
例えば「総合病院」とか「総合博物館」とか。
それらはどんな病院、博物館だと思われますか?
病院であれば内科・外科・小児科を始め、沢山の科がある病院
博物館であれば考古学・民俗学・自然科学など、
一箇所でたくさんの研究・展示などをしている博物館、とうイメージかと存じます。

実は、上記のように「多岐にわたる分野がひとつ所にある」というだけでは
『総合』とは言わないのだ、と学生時代に教わった覚えがあります。

『総合〇〇』とは、
「ひとつのもの(病気だったり、研究題材だったり)について、
様々な観点や学術の結果や知識を各部で共有し、全体像だったり違う視点から解明
をしてこその、総合なのだそうです。

例えば大昔の道具らしき某かが発掘や発見がされた場合、
その時代の地理や環境は地質学だったり考古学だったりするでしょうし、
その道具の用途を知るには民俗学だったりするかもしれません。



ベンリーの作業でも、そんな場面があったりします。
例えば、ただ今キャンペーン中のエアコンクリーニング
時々、メンテナンスに配慮していない取り付き方をしている事があります。
エアコン本体が壁や天井に近すぎて本体カバーが外せなかったり、
あるいはお掃除機能のコネクターを見る事が出来なかったり。
凄い時にはフロントパネル(フィルターをお掃除するときに開ける正面部分)さえ開けられない、
なんて事もありました。
クリーニングはもちろんですが、日頃の動作や効率から考えても
もっと違う取り付け方や方法があったのではないか、と思ってしまいます。
通常方法ではクリーニングが難しいという場合は、お客様には状態をご説明して、
出来る範囲はどこまでなのか、どの様にしたら出来るか等ご相談しております。

口々におっしゃられるのが「自分の仕事は付ければおしまい、という人が付けたんだね。」
メンテナンスまで考えてないか、または知らない人が取り付けたのかな。」などなど。
取り付けた人に対して呆れている方もおられれば、お怒りになる方もおられます。
(もちろん、我々が取り付けをさせていただいた時には、そこも踏まえて取り付けしております。)

以前、「家は建てれば終わりではなく、そこに人が暮らし続けるのだ」
「道路は作れば良いのではなく、そこを車や人が通るのだ」など、
本義を考えなければいけないという店舗日記も書かせていただきました。
旬な話題で例えるなら「特別定額給付金は、みんなに配られるお金というだけでなく、
その先にある個々の生活や全体の経済を助けるためのもの」という事なのでしょう。
「1から10を知る」と「10から1を知る」は対立するものではなく同じ括りの中にある、
という話をさせていただいた事もあったかと思います。

我々も「洗剤で拭けば良い」「動かせば良い」ではなく、
何の為に何をどうするか考えなければ、とうていお客様のご要望を満たせない、
という事を忘れずに、様々な視点・角度から想像力を働せて、
しっかりと受け止めていかなければ、と改めて感じました。








 

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