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知識と経験と

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2018/10/20

こんにちは、佐々木です。

先日、とあるTV番組で「修業は必要か」というコーナーがありました。
料理店や飲食店など「〇〇何年」「〇〇出来るようになるまで何年」と言われ、
長い間皿洗いや下準備ばかりさせられている事に対して、
現在は様々な業種の専門学校があり、
基礎知識や基本技能を短期間で習得出来るのだから
修業なんていらないのでは?といったテーマでした。

番組で例として取り上げられていましたのはお寿司屋さんで、
若者を職人として育てる為に受け入れているお店に、
寿司職人の専門学校を卒業した人が勤めたら、というものでした。

結論として。
「どっちも大事!」(笑)

どっちが良いという事でもないだろうなぁ、と思っておりましたが、
やはりそのとおりでした。
確かに基礎知識や基本技能を習得するのに専門学校は有益かもしれませんが、
やはり実践でないとわからない事も多々あると思います。

ましてや扱っているモノに対しての敬意や手入れ、
お客様に対しての細やかな機微などは知識だけで賄える事ではありません。
 一昔前に流行った「マニュアルどおりにしか対処のできない人間」になりかねません。

反面、何の基礎知識もなく予習すらしていない相手に
いちから物事を教える労力と時間はいかばかりか、想像に容易いです。
ただダラダラと日々の作業を行い、
効率化や今している事の意味を考えなければ、
いつまで経っても何も身に付かないでしょうし、
何の向上も見られないでしょう。




その昔、大学の授業で習った事例として
「動物好きの男の子」という話がありました。
とある国の男の子は幼少の頃からいろいろな動物が好きで、
沢山の事典を読んだり様々な動画や記録を観ており、
その知識たるや大人顔負けな程でした。

そんな男の子にもっと色々な事を知ってもらおうと、
ある日、お父さんは大きな動物園に彼を連れて行く事にしました。
設備も整った動物の種類も多い事で有名なその動物園に行って以来、
その男の子は動物が嫌いになってしまいました。

理由は…
「臭い」「鳴き声の調節が出来ない」「のびのびと荒野を駆け回っていない」
などなど。
言われると「確かに」と思ってしまいます(苦笑)

授業のテーマは「視聴覚教育のメリット・デメリット」という内容だったかと思います。
これもある意味、知識だけが先走ってしまった例とも言えるのでしょう。

 
ベンリーの仕事も多岐にわたっております。
知識と経験、思いやりとサービス精神での作業を心がけております。

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