あり方
2018/07/14
こんにちは、佐々木です。
ここ数日、西日本の大雨災害に関連しての内容を書かせていただいております。
最近、支援のあり方についての報道が繰り返されております。
支援物資の一時受け入れ中止や、要望している品物について
「せっかく善意でしているのに…」とか「我侭だ!」といった意見もネットで散見いたします。
「できる事から…」「無理の無い範囲で…」そういった意見も見受けられます。
『支援』て何でしょう?
「何かしなくては!」その気持ちはとても大切な事かと思います。
しかし、「自分がしたいからする」のが優先される場合、それは相手の事を考えて支援していると言えるのでしょうか。
何よりもまず「相手が何を求めているか」が真っ先になくてはならないのではないか、と思います。
先方が望むものを、先方が望む形や方法で。
そこから、自分の出来る事を考え、探して行う。
それが違えば、「もっとこうして欲しい」という要望が出るのも自然な話かと思われます。
例えばベンリーの作業。
お客様の要望を聞いて、その問題を解決する方向へ向かう。
お客様主体であり、作業する側主体では本末転倒です。
もちろんお仕事としてご依頼を受ける事と、善意のボランティアでは話が違うかもしれませんが、
本質としては共通する部分も多いかと思います。
これまでの様々な災害や事故を教訓として、
する側主体の支援ではなく、
みんなで思いやりとサービス精神のある本来の『支援』を心がけましょう。