お買い物などの時、私個人としてはあまり迷う方では無いと思います。
印象で決めてしまう時もあれば、もの凄いスピードで頭を回転させていたり…
こんにちは、本当なら迷うぐらいなら全部買ってしまいたい佐々木です。
皆様は
『ドレンパイプ』というのをご存知ですか?
エアコンの配管のひとつです。
急に聞かれても、どれの事やらさっぱり…
という方も少なくないのではないかと思います。
エアコンの取り付け作業の時に、
「アルミフィン部に結露などで溜まったお水は内部のお皿に受けて、
室外機へと排出されるんです。」
という説明をさせていただいております。
また、エアコンのお掃除の時にも
「汚れたお水は2箇所から出てきます。
上部のアルミの縞々から出てくるお水は外(室外機)側のバケツに、
下部の吹き出し口からの汚れは室内のバケツに出てきます」
とお話させていただいております。
室外機へと排水する為のパイプは
『ドレン』と呼ばれております。
↓ドレンパイプ(ちなみに取り付け前の新品です)
↓
先日の事。
エアコンのお掃除にお伺いした際、室内機にお水の垂れた痕跡がありました。
取り付き方に問題は無さそうでした。
お客様にお話を聞いたところ、
「
そうなんです、今年になって急に。
それにしても、よくわかりましたね~!」との事。
段取りとして、お掃除前に室外機のドレンパイプの詰まりを引いたところ
大量に水が…!
しかし何かで詰まっている様子もありません。
出てきたのは、純粋に液体だけです。
よくよく調べたところ、室内機と室外機を繋ぐ配管が長めだったのですが、
ドレンパイプの
出口の近くで急な逆勾配になっておりました。
(発見者、スタッフ佐藤さんです。)
早速、佐藤さんが不具合を直したところ
お掃除後もスムーズに排水されておりました。
実はこのパイプ、
出口までの途中で勾配が逆になったり
先端が地表に埋まっていたりすると、きちんと排水されません。
場合によっては逆流したりして、エアコンの故障にもつながりかねないのです。
「お水が出てくるから…」と、
バケツや受け皿を置かれている方もおられますが、
先が水に浸かってしまうと同じく詰まりとなってしまいます。
他にも、時として
虫が入り込んで詰まる…なんて事も。
今は
ドレンキャップなど、様々な対策商品もあるようです。
「エアコンからお水が垂れてきた!」
そんな時も
ベンリーまでお問合せ下さい!