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その昔、「一匹狼とは群れからはぐれた狼の事ではなく、
一匹で群れ一つ分の働きをする狼の事だ」という話を、とある漫画で読みました。
こんにちは、自分の哲学の構成要素は、ほぼ漫画や小説や映画の佐々木です。

少し前に「ワンチーム」という言葉が流行しました。
ラグビーのワールドカップの時に使われていた言葉だったと思います。
また、東日本大震災の折には「絆」という言葉がよく使われました。
「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」は
いつ頃から言われる様になったのでしたか。

ところで。
チームって、何でしょう？
集合体のひとつ、と言えばそうかもしれません。
が「烏合の衆」もチームでしょうか。

我々ベンリーで作業に伺った際、有難くも
お客様から「もの凄く連携が良いよね～！」
と言っていただける場面が少なからずあります。

例えば、大型家具を運搬する場合、
「持てば良い」「運べば良い」という事はありません。
一緒に持っている人と呼吸を合わせますし、
ひとりでは目の行き届かない所でも
互いに声を掛け合ったり信頼し合っていれば、
そちらを任せて安心して自分の作業や手元に集中できます。

誰かが自分本位で持ってしまうと、
一緒に持っている他の人に負荷がかかったり
安全確認が疎かになったりしかねないのです。

阿吽の呼吸、とまではいかないまでも、
「あの人がこの作業をしているのであれば、私はこちらをしておこう。」
「この作業の次にはこうするはずだから、準備をしておこう。」
「こちら側は自分の方が見易いから、ここは自分がしっかり確保して、
そうでない場所は見える人にお願いしよう」
といった動きを、無駄なく出来れば効率も安全性も何倍にも上がります。
「１＋１＝２ではなく、３にも５にも…」と言われるのは、そういう事なのでしょう。

我々ベンリーのスタッフ一同も、
より一層の連携強化に向けて日々精進していきます。

その動きを、実作業でお披露目出来ればと思います。

是非、一度作業をさせて下さい！（笑）