こんにちは、佐々木です。
お盆前に、中央土建の全体会議後、社員対象の研修がありました。
意識改革に重きをおいた内容で、新しい視点や考え方から
現在の問題点を見直したり、新鮮な発想で取り組もう、といった内容だったと思います。
その研修中、「過去と他人は変えられない」という講師の先生の言葉が印象に残りました。
以前当店舗日記にも書かせていただいたと思いますが、
アドラー心理学にも、その様な事が書かれていたと思います。
当たり前な事なのかもしれませんが、日常でそう思うのは存外難しかったりします。
また、ネットニュースで「喧嘩になり易い人」というコラムも拝読しました。
「なぜやらないの!」「どうしてそうなの!」
という言い方は、自分主観の言い方なのだそうです。
「こうしたらどう?」「どうしたい?」
等が相手主体の言い方だそうで、
喧嘩になる(もめる)場合の大概は、
自分主観で相手を責めている時なのだそうです。
アドラー心理学の中で、
「例えば大声で相手を恫喝する人、上から高圧的に指図する人などについて、
『どうしてそういう事をするのか』ではなく、『そうする事によってどうしたいのか』
を考えてみましょう。」という事でした。
「怒られるお前が悪い!」「何故そう言われるか考えてみろ!」
などと言うのを耳にした事があるかもしれません。
それは「何故そうなったのか」を考えているというより、
恫喝・威圧する事で自分の優位性を主張したり、
相手を支配しようとしているとも考えられますよ、といった事だったと思います。
これも、「相手を変えようとしている」一例かとも思います。
日々の会話において、
「こう言ったらどう思うかな?」「この言い方では誤解されないかな?」などと考えます。
お客様とのお話でも、「そんなに大きくない」「意外と広い」
とかご説明いただく事があったりしますが、その感覚も人様々なので、
もう少し詳しくお尋ねする事もあったりします。
自分の感情を優先するのではなく、
「相手に伝えたい・相手の話をできるだけ正確に受け止めたい」
という事を念頭に、お客様とのコミュニケーションを積極的にはかってゆける人になりたい、
と改めて思いました。
2018年